6月になり、梅雨入り間近を感じる風が吹いていますね。
今日は、私の読書から。
「億男」 川村元気
タイトル通り、宝くじで3億円が当り、ある日突然「億男」(おくおとこ)になった、一男さんのお話です。
3億円が当たった後の彼の日々を、5人の人たちとの交流を通して、描かれて行きます。
「お金と幸せ」の答えを求めて。
お金があれば幸せなのか? 幸せさえもお金で買えるのか???
ありがちな問いですが、この本は、それを面白いストーリーにして読ませていますね。
読後感は意外にも、”切なさ“でした。
お金に振り回され、操られる人間は、ある意味不幸な生き物ですね。
「幸せはお金では買えない」
お金を持っている人たちは、それを、貧乏人の言い訳や、捨て台詞みたいに思っているのでしょう。
幸せは、目的ではなく、自分の心が決めるものだと、分かる人だけが、「幸せはお金では買えない」
この言葉の意味が分かるのではないでしょうか。相田みつを、の世界観ですね。
そんなことを、考えた本です。高橋一生さんでドラマ化もされた作品です。
「お金と幸せ」の答えに興味がある方は、ぜひ♥
まいんど治療院 カウンセリングメニュー 心理カウンセラー青井純子